ウエスト・サイド・ストーリー

2019 9

シェークスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」に着想を得て、
敵対するグループの一員と恋におちてしまった若者の淡く切ない物語である。

時代は1950年代のニューヨーク。
この当時はアメリカは多くの移民を受け入れた時代で、夢と富を求めて最初はヨーロッパからの白人移民、次にカリブ海諸国のヒスパニック系移民が集まり、それぞれのグループを作り敵対し合う。
その中でヨーロッパ系移民のトニーと、ヒスパニック系のマリアが激しい恋に落ち、沢山の仲間を巻き込み悲劇の連鎖がおきる。
シェークスピアと違うところは、どんなに絶望しても立ち上がる若者の姿がエンディングに描かれているところだ。

70年後の今も同じ様な出来事がどこかで起きているのでは……
ふと、不安を覚えながらこの作品を観た。